こんにちわ。管理人のはちく(@hachiku_89)です。
昨今のブロガー界隈でざわつくニュースが飛び込んできました。
「あのレンタルサーバーよりも、2倍速いレンサバが登場したらしい…。」
その名は「ConoHa WING」!
資料はこれ!
ドン!
出典:https://www.conoha.jp/wing/
「A社」がエックスサーバーを示すことは、ブロガー業界に精通してる者なら察しが付くはず。
Concha Wing の運営元であるGMOインターネット責任者のインタビュー記事も出てきたりして、その中でもA社がエックスサーバーを指してるようなニュアンスが染み出ておりました。
調べれば調べるほど、ワイの中でConoha Wingの魅力が増していくのを感じます(熱い この気持ち!)
ブログの高速化
無料レンサバでブログを書いてる方にはここらの機微は分かりませんでしょうが、独自ドメイン+Wordpressでブログ運営してる人間にとっては、ズブズブとハマる沼のようなパラメーターがあるわけですよ。
記事執筆を脇に置いて、「ブログ高速化」沼にずっぷりとハマってるワイ。
ボッチのクリスマスの夜に、とうとう決行することにしました。
(クリぼっちにヤケを起こして、ワインを飲んだくれた直後のツイート)
クリスマス逃避から目覚ましたのだ!
「破竹の勢い」をconohaサーバ移行作業中。
「かんたん移行」を使ってるけど、全データが1.7GBもあり、いつ完了するか汗
2,3時間で済めば良いけど…。— hachiku (@hachiku_89)
Conohaへのサーバー移行記事はたくさん出てくると思いますので、この「破竹の勢い」では
エックスサーバーから移行したら、こんなトラブルが起こった&解決編
をまとめてみたいと思います。
「WordPressかんたん移行」でも起きるトラブル
既存ブロガーが【ConoHa WING】に魅力を感じてるポイント!!!
WordPress かんたん移行
出典:https://www.conoha.jp/wing/function/wp/
時間も知識も必要なWordPressの移行作業もワンクリックで完了できます。
なんともキャッチーなフレーズ。
そして、先人のサーバー移行記には「簡単でした!」とぞくぞくと絶賛の声!
そんなに簡単なんかいぃ?
ワイもサクッとやってみたろーー!
(1時間後)
エラーーーー!!! (T-T)
はい、バッチリ。エラーの表示。
クリスマスのワイン酔いも醒めました。
みんながうまく行ってた「WordPressかんたん移行」ができん。
Conoha WingのHPにある注意書きをよく読みます。
※移行元のサイトにて以下のプラグインを利用している場合にエラーとなる可能性がございます。
・Yet Another Related Posts Plugin
・WassUp Real Time Analytics
・WordPress Popular Posts
・wp slims stat
・Broken Link Checker
・count per day
KO・RE・DA!
「破竹の勢い」では、WordPress Popular Postsというプラグインを使って、記事のランキング表示をさせています。
急いで、WordPress Popular Postsを「停止」して、もう一度「かんたん移行」を実行。
失敗!
次は、WordPress Popular Postsを「削除」して、3度目の「かんたん移行」を実行。
失敗!
救いのコールセンター
もうクリスマスの夜は明けて朝方に…。(サーバー相手に朝チュンかよ)
救いの手を求めて、サポートのコールセンターへ。
「エラー表示が出たままにしておいてください。内容を確認させていただきます。
折り返し、ご連絡します。」
という頼もしい回答。
折り返しの連絡を待ってたところ、教えてもらった内容は
「WP_CPD_COUNTERというレコードの移行でエラーが出てますね。
count per dayというプラグイン使ってらっしゃいませんか?」
全く見覚えが無い…。
少なくともプラグインの一覧には、そんなプラグイン影も形も見当たらない。
「(問題がなければ)レコードを削除してみたら」というアドバイスを頂戴できたので、データベース(phpMyAdmin)を叩きます。
移行元のエックスサーバーのデータベース(phpMyAdmin)管理画面を見たところ、確かに「WP_CPD_COUNTER」が見つかりました!
そして、コメント欄を見たら
「LOLI POP」の文字!!
ロリポップ時代の残滓が、ここで問題を引き起こしてるとは!
破竹の勢いは、当初ロリポップで運営をしてたのですが、あまりの遅さにエックスサーバーへ移行したという経緯がございます。
ロリポップ時代にプラグイン「count per day」を使っていたんでしょう。
昔過ぎて覚えてないがな。
エラー原因と思われるレコードを削除。
もう一度、「WordPressかんたん移行」を実行。
1時間で移行が完了!
やっぱり簡単やがな。
無料独自SSLの設定がうまく行かない
移行作業が終わったら、次はネームサーバーの切り替え。
DNSがエックスサーバーを向いているので、Conohaのネームサーバーへ変更します。
(変更が浸透するまでの間、Conohaからエックスサーバーへ飛ばし直す必要はあります。)
独自ドメインを設定してる業者にログインして、ここまではサクッと終わりました。
残った最終作業、「無料独自SSL」のスイッチをONにしてもエラー表示が出て有効にできない。
皆さんにおかれては、
DNS変更後、SSL設定ができるようになるまで24時間以上
は見ておいた方が良いですよ。
(DNS変更の浸透には、やっぱり時間が掛かるのです)
すったもんだあって無料独自SSLの設置をし終えたのですが・・・。
今度は、ブラウザに「一部コンテンツが暗号化されていません」という警告付きの鍵マークが出てしまいました。
Chromeのデベロッパーツールを使い、サイト上のどのコンテンツが問題を起こしてるかまでは突き止めましたが、なぜそれがSSL化されてないのかが分からない。
最終的にコールセンターへお問い合わせ。
オペレーターさんから「Really Simple SSL」というプラグインをオススメされてインストール。
知ってるプラグインだったので安心してインストールします。
完璧です!
正常にSSLが設置できました!
エックスサーバーから移行したらどうなった?
無事にサーバー移行が完了しました。
さて自分自身一番の関心事、移行したらどうなった?です。
3つの測定サイトで、比較データを用意しました。
・Page Speed Insight
・Test My Site
・GTmetrix
Page Speed Insight モバイル前
Page Speed Insight モバイル後
Page Speed Insight PC前
Page Speed Insight PC後
Test My Site 前
Test My Site 後
GTmetrix 前
GTmetrix 後
管理人はちく(@hachiku_89)のまとめ
今回は、
エックスサーバーのX10プラン
↓
Concha Wingの「リザーブド 1Gプラン」
に移行しました。
リザーブドプランというのは、共用サーバー内でのCPUとメモリをあらかじめ占有して使う事ができるプランです。
リソースを予約・占有できることで他のユーザーの影響を受けず安定して表示が可能、またバズ発生と言った一時的に負荷が高まったときは自動でリソースを増やすことも可能になります。
この計測結果。
ちょびっとだけ速くなった。というのが結論じゃないでしょうか。
但し、体感上の速度は劇的な向上を遂げました。
WordPressのダッシュボードの表示や遷移のスピードはまるで別物。
重たかった「メディアライブラリ」もシャキシャキ表示されます。
こいつはぁ、作業効率が上がるわー。
データでは現れませんでしたが、ブログの方も表示速度が上がったと私は満足してます。
AdSenseの表示遅延も改善されたようで、しっかりと視認されて収益向上が期待できますね。
今回は、Conoha Wingサーバー移行をトラブルを交えてレポートしました。
【 WordPressかんたん移行 】の効果は絶大で、「問題が発生しなければ」これほど魅力的なツールはありません。
問題が起きても電話やメールでのサポート窓口がしっかりしており、頼もしい。
また、Conohaのメリットとして「契約に伴う初期費用が不要」で、つかっただけの支払いで済みます。
一番安いプランだと一日のサーバー利用料が60円程度で済みますので、移行作業と性能評価に2,3日要しても200円でお釣りがきます。
ここまで来ると、遊べる感覚。
ブログ運営者およびブログを新規に始めようとする方々もブログの高速化に興味があるなら、一度試してみるといいと思います。
エックスサーバーから、ConoHa WINGに移行して良かったという結果でした!