【Google AdSense】自動広告で高収益を目指すなら、既存の低視認率広告をガッツリ外すべし!

こんにちわ。管理人のはちく(@hachiku_89)です。

この記事では、先日アップデートされたGoogle AdSenseの自動広告について、重要なポイントを紹介していきたいと思います。

登場してしばらく経つ「自動広告」ですが、

使えねぇ〜〜〜

って思ってませんか?
(私も思っていました・・・)

でも、先日のアップデート以降、思った以上に使い勝手の良いものになってました。

ぶっちゃけ収益は上がるの?

Googleads auto fig4

自動広告を開始したサイト運営者のデータを解析したGoogle曰く

平均16%UP!

この数値を大きいとみるか小さいとみるかはあなた次第ですが、僅かでも収益向上が望めるのであれば試したいというのがサイト運営者共通の思いでは無いでしょうか。

ちなみに私もこのブログで、3日ほど自動広告を様子見をしたのですが、確かに1割程度の収益向上がみられています。

自動広告の導入は簡単

これまでの自動広告では、自動広告用のコード(タグ)をサイト中に挿入しておかないとダメでした。
これは初心者からすると、高いハードルとなっていました。

ところが、アップデートにより「コード挿入不要」に!!
既にGoogle AdSenseの広告を出してるサイトなら、何もする必要はありません。

あなたは自動広告のスイッチを入れるだけです。

自動広告の導入は非常に簡単。
コード貼り付けに悩むことから解放されたのです。

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自動広告を使う上で必ずやるべき事

自動広告を導入するのは「とても簡単である」とお伝えしたのですが、それでも管理者として必ずやっておく事があります。

1.自動広告のレイアウト
2.低視認率広告の撤去

それぞれについて説明しますね。

自動広告のレイアウト確認

自動広告はGoogleが機械学習で最適と思われる箇所に、自動で効果的な広告を配信するのですが、配置レイアウトについてはかなりおバカな印象。
自動広告のせいで、サイトのデザインが汚くなるケースがほどんどでしょう。

そんなことはGoogleもお見通し。
管理者側で

自動広告を出したくない場所を指定

できるのです。
というか、必ず自動広告の配置位置は確認してくださいね。

やり方

[広告] – [サマリー] の画面で、鉛筆アイコンをクリックしてください。
編集画面に遷移します。

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自動広告のプレビュー

鉛筆アイコンをクリックすると、広告設定のプレビュー画面に遷ります。
URLの隣にあるスマホ・PCアイコンを押すと、それぞれの画面サイズに合わせた自動広告のプレビューが表示されます。

 

自動広告は「目立つところに」「大きく」表示する基本アルゴリズムなので、驚くほどサイトデザインをガン無視した場所に広告をぶち込んでくれます(笑)

 

そんな困ったおバカな「自動広告」は「ゴミ箱」をクリックすることで、Googleに

この箇所はNGである

と伝えることが出来ます。

これを繰り返して、サイトデザインを乱さない自動広告に調教していきましょう。

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低視認率広告の撤去

ここが私が一番言いたいこと。

Googleは自動広告の動作について

既存広告と合わせてサイトの30%未満になるよう表示する

といっています。

つまり、広告の分量がサイトの30%を超えてると、自動広告をオンにしても配信されないのです。

 

その対処法として、

アクティブビュー視認可能率が低い広告ユニットを外すように案内しています。

 

アクティブビュー視認可能率については、

[レポート] – [広告ユニット] 

から、確認できます。

撤去すべき広告とは?

Googleは、日本の広告ユニット平均アクティブビュー視認可能率が50〜60%であり、これ以下の広告は整理するように勧めています。

私も案内に従って、ほとんどユーザーの目に止まらない「負け犬広告ユニット」をガッツリと削除しました。

私のブログで言うと特に「関連コンテンツ」ユニットの成績が良くなかったんですよねぇ。
ある程度のPV数が無いと利用が出来ないという「関連コンテンツ」広告だったので貴重に思っていましたが、ブログの末端部にあるのでほとんどのユーザーの目に触れていない状況でした。
(⇒ ただ、ブログ末端部を空けても、自動広告で関連コンテンツユニットが表示されていました。)

 

また、私個人の考え方ですが、アクティブビュー視認可能率が50%以上ある広告ユニットでも、著しく「クリック数」が少ないものは撤去しました。
多くのユーザーの目に触れているにも関わらずクリックされないのですから、非常に問題が大きいと考えます。

話をまとめると、撤去すべき広告ユニットは

1.低アクティブビュー視認可能率の広告ユニット
2.高アクティブビュー視認可能率の広告ユニットでも「低クリック数」

となります。

慎重な方は1だけ。
アグレッシブな方は、1と2の両方を行うと良いでしょう。

1,2を行っても、AdSense収益の貢献度が低い下位広告ユニットが減るだけなので、収益に対して大きくマイナスの影響は及ぼさないと思いますよ。

 

管理人はちく(@hachiku_89)のまとめ

今回は、自動広告を使う上で大事な

・自動広告のレイアウト確認
・低視認率広告の撤去

について、解説しました。

これまでAdSenseの広告配置について、いろんなブロガーが自らの経験知を元に解説記事が投稿されてきました。
私もその情報を頼りに、効果的な位置に広告ユニットが出せるようなプラグインや有料テーマを購入しててきて、そんな先人たちのマネをし試行錯誤を繰り返してきました。

 

しかし、Google AdSense自動広告の登場でそんな苦労は軽減されていくと思います。
ブログ内の「どの配置」の「どんな広告ユニット」が効果的な収益を上げていくのかを、自動広告の機械学習でどんどん最適化してるのですから。

今のところ収益の上げている広告ユニットの撤去をGoogleは勧めていませんが、自動広告の精度が上がっていけばサイト管理者が広告ユニットの面倒なことをやらなくてもいい日が近いかもしれませんね。

 

ということで、興味を持たれた方はこのブログを参考にしつつ、「自動広告のスイッチを入れて」みてください。

出典:Google