格安1980円の日本通信「合理的20GBプラン」1ヶ月フルに使い倒し実測レビュー

こんにちわ。管理人のはちく(@hachiku_89)です。

ドコモのahamoショックを皮切りに、残る大手携帯会社2社も後に続くよう横並びながらも「20GB2980円」のプランを打ち出してきました。
ようやく割安感を覚えるレベルまで値下がり、庶民の財布も僅かながらも政治の恩恵が感じられてきたと思います。

ところが、MNOの携帯回線を借りて安く通信を提供していた「格安SIM会社」は一気に存在価値が問われることになります。そんななか、日本通信が

『合理的20GBプラン』
1980円
Gouriteki20GB SC1

という大手携帯会社よりも1000円安いプランを開始しました。

早速ですが、このプランに乗り換え1ヶ月間使い倒した中で感じた正直な感想をレビューしていきたいと思います。

合理的20GBプランの申し込み

Gouriteki20GB SC2

用意する物は

①クレジットカード
②本人確認書類
③キャリア以外のメールアドレス
④MNP予約番号(他社からの転入の場合)

となります。

詳しい申し込み手続きについては、公式動画あるので申し込み前に一度ご覧ください。

 

申し込み後、3,4営業日ほどでSIMカードが届きます。
SIMカードとともに分かりやすい「スタートガイド」が付いてきますので、ゆっくり読みながら回線切り替え手続きを行いましょう。
Gouriteki20GB 1

実際に1ヶ月間がっつり使ってみた

開通後1ヶ月フルに使って見ました。(2020/12/20〜2021/1/19)
合計15.3GBと16GBの制限間際まで使っています。

Gouriteki20GB 3

 

私が一ヶ月15.3GB使ったモバイルデータの内訳がこちら。
Gouriteki20GB 4

1980円で利用できる16GB。その中で5GB近くFASTという速度テストアプリで消費してました。
このひと月新しいSIMに変えて、あらゆる場所・時間帯で速度がどうなるか知りたかったんですよね。

あとはGoogleアプリとYouTubeで2GBづつ。ウェブブラウザのサファリで1.6GBという内訳になります。
導入初月ということで速度テストばかりしていましたので、通常は10GB/月程度の利用になると思います。

肝心の通信速度

この日本通信「合理的20GBプラン」は格安SIMですから、

朝夕の通勤時間帯・お昼休みの時間は速度が大幅に落ちる特徴があります。

一般的に速度が10Mbps以下では画面表示に時間がかかりウェブ閲覧にストレスを感じると言われます。
実際に調べた結果を残してあるので紹介していきたいと思います。

 

福岡県博多区における平日夕方(17時30分頃)の通信速度がこちら。
 34Mbps
Gouriteki20GB 8

混み合う時間帯ではありますが、ウェブ閲覧や動画を見るのに十分な速度が出ています。
動画視聴や画像が多いウェブページの表示も快適でした。
この価格でこれだけの速度が出ており嬉しい。

 

一方、同じく福岡県博多区における平日お昼(12時30分頃)の通信速度。
 4.7Mbps
Gouriteki20GB 7

この速度では通常の利用が出来ない状態で、かなりイライラさせられました。
お昼休みの短い時間を使って、例えばネットショップだったり再配達の時間変更だったりを行いたいわけですが、ボタンを押してから次の画面が表示される時間がかかりまくります。

管理人はちく(@hachiku_89)のまとめ

以上のように日本通信の「合理的20GBプラン」の使い心地を説明しました。

私が考える「合理的20GBプラン」を使うのに向いている人はこちら。

・お昼の利用時、Wi-Fi環境下にいる人
・12時〜13時をずらして利用できる人
・できるだけ安く通信費を抑えたい人

とにかく「お昼にモバイル通信を利用しない」人なら、オススメが出来るプランになっています。

 

ただ、私個人の感想としては、お昼の速度の遅さをプラス500円(auのpovo)やプラス1000円で解消できるならそれも悪くないかもと悩んでいる最中です。(値段と通信品質を天秤に掛けて、もう少し品質側にウエイトを乗せてもイイかもと考え中)

 

また、通信速度の話ばかりで触れて来なかったのですが、「合理的20GBプラン」には

70分の無料通話が付いてきます。

この存在も私にとっては大きい。
いまや電話をかけること自体がかなり減ってきていますが、ときどき電話した時には長時間になってしまうこともあるのです。
そんなときでも気兼ね無く話が出来るプランを持ってるのは大手3社を含めても日本通信だけ。

 

 

さらに報道によるとMVNOの業界団体から総務省に大手通信会社からの回線接続料が高いのではないかという意見書が出されました。

参考
MVNOの業界団体が総務省に「要望書」を提出 接続料や音声卸料金の低減を求めるIT media

武田総務大臣が大手携帯会社の価格競争を焚きつけた結果、立場の弱いMVNO会社がバタバタと消え携帯市場の破壊と大手の寡占化を促進し市場化の失敗とくれば、これは総務省の通信行政の面目丸つぶれなわけですから、MVNOが利するよう何らかのテコ入れが早急に入っても不思議ではありません。

携帯料金を巡っては、これからも流動的な状況にあると思います。

 

そんなわけで、私の姿勢としてはそんなゴタゴタを眺めつづ一番安い日本通信の「合理的20GBプラン」をしばらく使ってみようかなと思うのです。

皆さんはいかがお考えでしょうか。
私の感想がお役に立てれば幸いです。

▼ 公式ページ

参考
合理的20GBプラン日本通信SIM