薬院にある「麺劇場 玄瑛」さん。
お店全体が、すり鉢状になってると聞いており、興味をそそられていましたが、とうとう行って参りましたよ。
麺劇場 玄瑛 (げんえい)
092-732-6100
福岡県福岡市中央区薬院2-16-3
営業時間
[月~土]
11:30~14:30(L.O.)
18:00~翌0:30(L.O.)
[日・祝]
11:30~17:00(L.O.)
18:00~22:00(L.O.)
外観
大通りから、ちょっと入り込んだところにあるので、初めて行く人は地図アプリがあったほうがいいですね。
到着しましたが・・・。
建物自体は、倉庫のような外観です。
本当にここがラーメン屋さんなんでしょうか。
扉に大きく「麺劇場玄瑛」の文字が彫り込まれています。
しかも、この扉、デカイ!
「開演」と書かれた看板です。
「営業中」という一般的な表記じゃないのが、独自の世界観を作ってていいですね。
入店
ランチタイムを過ぎて訪問したので空いており、直ぐに席に座ることが出来ました。
なるほど、これが麺劇場。
なんというか、舞台や劇場のような店内のデザイン。
これは、インパクト強い。
本当にすり鉢状です。
これが麺劇場の所以なんですね。
中心にある舞台に当たる部分で、麺を茹で上げているようです。
席もカウンターが4つ。テーブルが2つ。
席自体がゆったりとしてるので、狭い感じは全く無いです。
メニュー
メニューとしては、この4つの中からの選択になるようですね。
・玄瑛流ラーメン 750円
・潮薫醤油ラーメン 850円
・玄瑛流担々麺 950円
・海老薫醤油ラーメン 900円
ここでは、一番ベーシックと思う「玄瑛流ラーメン」を頼みます。
あとは、一押しと思われる「玉子かけご飯セット(350円)」を頼みました。
卓上には、お酒の立て札も。
ランチだったので、ちょっとお酒が控えておきます。
箸とレンゲ、おしぼり入れですね。
到着
いよいよ着丼です。
具材はネギ、チャーシュー、きくらげ、糸唐辛子ですね。
見た目は、大変シンプル。
スープ。
ベースは、塩ラーメン系で、特有のあっさりさはあるのですが、奥の方にはとんこつスープも混ざってる感じです。
澄んだスープが、かなり飲みやすく、旨味がよく出てると思いました。
麺
これは、とても特徴のある麺で、細いちぢれ麺。
食感がツルシコで、上品なスープと良くマッチしています。
細いのにシコシコした食感が、いいですね。
ただ、食べ終わる頃には、量が欲しいという気にもなりました。
チャーシューです。
これが、なんだか美味しくてハマりました。
あっさり一色の構成の中、唯一コッテリ部門で攻めてくる、このチャーシュー。
素晴らしい。
玉子かけご飯
一通り、ラーメンを完食した後、玉子かけご飯をシメとして、とりかかりました。
シンプルです。中央においてあるのはオカカですね。
とりあえず、玉子だけを入れて、食べてみます。
ひとくち食べただけで、黄身の甘みが広がる。
普通の玉子かけご飯とは違いますね。
味変で、ついてきたオカカを投入です。
断然、こちらのほうが美味い!
玉子だけだと、塩味がどうも足りなかったんですよね。
それが、このオカカのおかげで、良い立て直しが出来ました。
食べ終えて
2種類の料理を食べ終えました。
ラーメンについては、少し評価に悩むところです。
麺に対して、スープがはっきりしない。
あっさりめで行くなら、もう少し素材の風味が判るような感じに欲しいと思いました。
塩ラーメン系で振って欲しいと思います。(もちろん福岡の地では、厳しいことになりそうですが。)
また、今回頼まなかった別の種類のラーメンを食べてみると、気にいるかもしれませんが。
店内のデザインを含め、やはり来てよかったと思えるラーメン屋さんです。