こんにちわ。管理人のはちく(@hachiku_89)です。
東比恵にある、「中華そば かなで」さんに訪問してきました。
今回は「中華そば」ということで、非とんこつラーメンに期待が高まります。
外観
夜訪問したので暗い写真しか無いのですが、出来たばかりのような綺麗さがあります。
営業時間は、
11時 〜 22時30分(L.O 22時)
だそうです。
店内
平日の夜に訪問したので、店内は割と空いた状態でした。
奥のカウンター席に座らせて頂きます。
これまで見たラーメン店に比べると、テーブル席が多く配置されていると思います。
カウンターに立て板があるので某「味集中カウンター」のように見えますが、実際は違います(笑)
店内奥の突き当りにも、テーブル席が用意されています。
メニュー
大きな種類としては、
- 中華そば
- 塩そば
- 汁なし担々麺
の3種類。
「中華そば」と「塩そば」は、味がシンプルな分、良し悪しがはっきり付くので、どちらかを注文したいと思っていました。
ここでは、店の看板となっている
「中華そば チャーシュー増し」(大盛り)
を注文します。
塩そばも食べたかったのですが、泣く泣く見送ります。
サイドメニューも、力が入ったものが用意されていますね。
「カレー」に、「ローストトマト丼」とは・・・。
■メニュー裏
中華そばに使っている
「井上古式じょうゆ」
の説明書きが付いてます。
国産大豆や小麦を使い、蔵付きの酵母菌で発酵されたしょう油だということです。
■汁なし担々麺の食べ方
見たところ、一般の油そばと同じような食べ方ですね。
■当店の麺について
全粒粉(小麦の表皮、胚芽、胚乳を粉にしたもの)を練り込んであります。
麺線に見られるものは異物ではないのでご安心下さい。多加水麺(加水率39%以上)を使用しています。
多加水麺の特徴としてはのびにくく、食感がもちもちしており、つるつるしているといったところです。
こういう注意書きがあるということは、やはり九州の人たちは全粒粉入りの麺というのに馴染みがないんだなぁと実感してしまうところです。
もっと多様なラーメン文化が福岡にも根付いてほしいですな。
注文した後、店員さんがこのボトルを持ってきてくれました。
「濃縮プーアル茶」
テーブルにはお冷のピッチャーが置いてあるので、この濃縮液をお冷で割って自分好みのプーアル茶にしてね!ということみたいです。
なんとも面白い。
試しにプーアル茶を作ってみましたが、自分好みのプーアル茶にするにはかなり濃い目にしないとダメだった模様。
濃縮液を激減させてしまい、気が引けてしまい薄味で我慢するようになってしまいました。
せっかくなので、中華料理屋さんのように「ジャスミン茶」の濃縮液を用意してくれてたほうが私好みだと思いました。
ミル付き黒こしょうも置いてあります。
■チャーシューについての説明書き。
嗚呼、低温調理でお肉がピンクかかっていることに文句を言うやつがいるのか・・・と、これまたギャップを感じさせる一面。
今日日、レアチャーシューは上流ラーメン店では割と必須アイテムに近いです。
市内とんこつラーメン店のチャーシューは、原価率抑えるためにもパサパサのものを出してるところも少ないないからなぁ。
これも、堅さは指定出来ませんよって看板ですね。
替え玉はやっておりません(大盛のみ)
これもギャップの一つですね。
中華そばチャーシュー増し+大盛り 1010円
キタコレ!
着丼時点で、ゆっくりとしょう油の香りが漂います。
チャーシュー増しを頼んでいたので、どれくらいの量が入ってるか心配でしたが、このボリュームはハイパーゴージャス仕様!
かなりの増量具合です。
初めに、スープから頂きます。
鶏ガラの旨味がはっきりわかります!
飲みくちはクリアでマイルド、しょう油のコクが全体を底上げるブレンドがされています。
少し塩分が強いところもありますが、食材と一緒に口に運べば、それは気のせいレベル。
こちらもお勧めの全粒粉の特製麺。
高加水麺ということで、特色のツルシコ感を期待してましたが、その部分は少しナリを潜めてました。
(某劇場の麺のほうがガッツリキテマス・・・。)
全粒粉を使っているということで、特有の風味があるかと思いましたが、これもそこまで確認は出来ず。(つけ麺ぐらいの麺の太さがないとダメなのかなぁ・・・。)
この細さの細麺だと、それらの特色をガッツリ出していくのは難しいかもなぁと理解してます。
でも、この麺は細くて縮みもしっかりあるので、スープとの絡みが良く高加水麺のシコッとした食感は及第点はマークしてます。
そして、一番のポイントは、低温調理のチャーシュー。
実物を見ると増量しておいてよかった!!と思いました。
ほんと、大正解!
ひとくち食べると、柔らかくてジューシー。
甘い味付けが芯までしっかりとしてあり、噛みしめるほどに肉汁と染み込んだタレが口内に広がります。
増量したチャーシューは、枚数が多くて満足感高し。
ネギに隠れて正確な枚数カウントが出来ませんでしたが、食べてもまだ見つかるフィーバー状態でした。
今のところ、このクオリティのチャーシューを福岡のラーメン店では出してるところは見当たりませんね。
角太のメンマに、しっかりと濃厚な味付けがしてあります。
太さのおかげで、歯ごたえが素晴らしい。
私は、こういうしっかりしたメンマを求めてました。
京都で暮らしてたので、最後まで食べていくと徐々に感じてきたことは、
「第一旭のラーメンに似てるなぁ・・・。」
と思えてきました。
まぁ、大衆店「第一旭」とは食材の質が違うので、質的には「かなで」が断然「上」ではあります。
ラーメンのスープがあまりにもそっくりだったので、つい思い出してしまいました。
当時を思い出し、手元の黒コショウを投入すると、味が引き締まり風味が一層引き立ちました。
いい感じになりましたね。
管理人はちく(@hachiku_89)のまとめ
「かなで」のラーメンを一杯完飲して思ったことは
「しょう油ラーメン最強伝説、はじまったな。」
です。
これこそ、女の子にオススメしたいラーメン。
あっさり、ヘルシー、旨味バツグン。
三拍子揃ってます。
東比恵駅から少し歩くのが残念ではありますが、訪問する価値アリのラーメン店でした。
(車をお持ちの方は、駐車場もありますよ)
この旨さに追いつくお店が見つかるかなぁと、今後のラーメン店巡りが心配になりました。
ごちそうさまでした。
店名 | 中華そば かなで |
TEL | 092-441-1886 |
住所 | 福岡県福岡市博多区東比恵2-8-23 |
営業時間 | 11:00~22:30(L.O.22:00) |
定休日 | 火曜日 |