こんにちわ。管理人のはちく(@hachiku_89)です。
今回、新規オープンした「元祖博多うっど〜ん 麺を喰らう」さんへ行ってきました。
製麺屋慶史と博多一幸舎がタッグを組んだ新店舗。
どんな「麺」が出てくるか楽しみです。
外観
訪問したのが、オープン二日目。
開店祝いのお花が届いてます。
ファサードが「黄色バックに黒文字 」という、ファーストフード系飲食店によく見られるデザインスタイル。
ブランド戦略としては、「ハイブランドでは無くて大衆店。FC化も視野に」というところでしょうか。
路上のカンバンに、博多うっど〜んの説明書き。
「お客様の食べ方次第で
ラーメンにもなり
うどんにもなる!」
興味深い紹介。
早く頂きたい。
入り口は、脇の通路から。
メニュー
のれんをくぐると、メニューがみつかりました。
種類: 汁なし、汁あり
麺の量: 小、並、大
の組み合わせで注文してください。
悲報「大サイズ」は無し
デカ盛り愛好家としては、「大(480g)」を選びたい!
でも、「大」のフダが見当たらないのです。
店員さんに訊いたところ
「量が余りにも多いので、やってないんですよ」
というお話し。
えーー!
なんとも解せぬ。
ポスターにラインナップして書いてあるにも関わらず、あっさり開店早々「大(480g)」メニューが消滅するとは。
新たなデカ盛り店誕生という期待がしぼんでしまいました。
思わぬ悲報を受け、テンションだだ下がりの中、仕方なく「汁なしの2玉(320g)」の立て札を取って、注文です。
ここからが、普通のラーメン店とは違うところ。
讃岐うどん店のように、トレーに皿を乗せて目の前のサイドメニューで好きなものを取っていきます。
レーンの最後にお勘定をするという、某丸亀的なアレと同じ。
食材も温玉や味玉天、エビ天もあり、うどん屋さんと変わりません。
ゴボウ天とタマネギ天の無料サービス
取り放題というわけでは無く「一掴みの分量のみ」という注意書き。
用意された小さなトングで掴めた量は、ほんのわずか。
わびしい。
支払いコーナーの頭上に、肉マシのカンバンを見つけました。
ここは「肉増し」をコール。
料金は、こちら。
肉マシ 150円
肉マシマシ 300円
お支払いを済ませると、レーンを曲がった先にある「受け取り口」へ向かいます。
受け取り口で「博多うっど〜ん」を受け取って、お箸とレンゲをピックアップ。
ネギも取り放題。
店内
店内は、こんな感じの座席配置。
テーブル席から厨房を見ると、
惣菜無料コーナー
が設置されてます。
無料惣菜コーナー
この日、置いてあった惣菜は
・天かす
・自家製キムチ
自家製キムチは、こんな感じ。
・めんたいマヨ
これは、美味そう。
日替わりで、「辛子高菜」もあるそうです。
惣菜以外にも、ゆずダレやマヨネーズ、ふりかけなどの調味料が揃えてあります。
「惣菜の食べ残しはご遠慮ください」
無料とは言え、食べられる量だけを取っていきましょう。
惣菜を見てると、湧き上がる自然な感情。
それは、
「白ご飯が欲しい〜」
ちゃんと、人間心理のツボを押さえてますね。
その場でご飯も購入できるという張り紙。
惣菜コーナーからは、
めんたいマヨ
キムチ
をお持ち帰りとなりました。
卓上調味料
〈塩、こしょう、一味唐辛子、麺ダレ、ラー油、りんご酢〉
汁なし麺を用意してるので、麺ダレ・ラー油は置いてあるのは、当然。
りんご酢というのが、非常に興味深いです。珍しい。
りんご酢のチョイスには、こだわりがあるのかな。
目の前の仕切り板に、調味料の使い方&汁なし麺の食べ方も説明があります。
福岡では「油そば」とかまだまだ知らない人もいるでしょうから、 こういうの大事。
こちらには「スキゴト」喰らうためのレシピ集。
いきなり「スキゴト=好きなように」と言われても、発想が乏しいのでこういうのは助かる。
汁なし大(2玉)+肉マシ
800円
待望の博多うっど〜ん。
「汁なし」で挑戦します!
具材は「なると、油揚げ、バラ肉」と肉うどんの具材と変わりません。
つけ麺の流儀として、かき混ぜる前に麺だけを味わいます。
ツルシコな食感。
でも、平麺ということでシコはちょっと弱め。
悪くない、おもしろい。
麺を確認したあと、かき混ぜます。
ここになり、問題発覚。
麺がダマになって、非常にかき混ぜにくい。
平麺なので、麺同士がくっつきやすいんでしょうね。
平麺がダマになってるので「ほぐし水」として、「りんご酢」「麺ダレ」を順次投入。
「りんご酢」「麺ダレ」投入後
味を仕立て終わり、頂いてみます。
カエシや追加の麺ダレが和風醤油の味付けのため、いくら投入してもマイルドな仕上がり。
りんご酢を入れたので、もっとサッパリを感じます。
うどんベースの平麺とマッチさせるため、こういう設計なったんだろうと思います。
そういくと、麺もタレも落ち着きすぎて、食べ応えがイマイチなのです。
台湾油そばのようなラードと肉汁とニンニク・ニラが混ざるこってり濃い味をベンチマークとしてあるので、対抗出来るかというと心許ない。
「博多うっど〜ん」流の油そばは、こういう味だと学べました。
先ほどのような、疑問を持ちつづ惣菜コーナーでゲットした「キムチ」「めんたいマヨ」を投入。
「スキゴト」頂いてみます。
この組み合わせは。
はっきり言って、大失敗。。。
マヨもキムチも味が濃すぎて、「マヨキムチ和え平麺パスタ」に突然変異 orz
和風カエシを使った博多うっど〜んの味が、キムチの辛さとマヨの酸味で完全崩壊です。
新タイプの麺類「博多うっど〜ん」をいろいろと受け止めつつ、最後まで完食です。
セルフ返却
返却口は、セルフ方式。
トレー毎を返せばいいわけでは無く、残飯とゴミを分別しひと皿ずつ返却です。
管理人はちく(@hachiku_89)のまとめ
新規オープンしたお店ということで、がんばって開店2日目に来店を果たしてきました。
そこで思ったことは、開店したばかりなので味やサービスがイケてない。
抜本的な見直しが欲しいなぁと思います。
●ごぼ天・タマネギ天のサービス
やるなら取り放題で。出来ないなら有料のごぼ天1品作って提供した方が良い。
●汁無しうっど〜ん、必要?
汁有り用の麺を共用してるので、「汁無し」が他の油そばなどと闘っていくには厳しい。
●返却口の細かい分別
ここまで分別をさせる意味が分からない、学食なの?
食後に残飯が目に入ってくるのはゲンナリする。
グルメブログをやる上で、あまりオープン当初を狙っていかないようにしてるつもりでした。
それは、商品やサービスが安定してないから。
今回は、その杞憂がもろに出てしまったケースだと思います。
そう言っても、博多うっど〜んの本領は「汁有り」にあり。
また味わっていないのです。判断するにはまだ早い。
また数ヶ月後。
「汁有り」を味わいに再訪したいと思います。
その頃には、もっと良いお店に仕上がっているでしょう。
ごちそうさまでした!
店名 | 製麺屋慶史直営セルフ方式元祖博多うっど~ん!!「麺を喰らう」麺ショップ 本店 (メンクラ) |
TEL | 092-292-5078 |
住所 | 福岡県福岡市博多区博多駅前3-9-12 アイビーコートⅢ 1F |
営業時間 | 11:00~16:00 |
定休日 | 不定休 |