こんにちわ。管理人のはちく(@hachiku_89)です。
福岡を代表する老舗料亭「稚加熒(ちかえ)」
人不足を理由に中断した平日ランチが、大復活しました!
参考
人手不足の波、老舗飲食店にも 料亭「稚加榮」名物ランチ休止 そば店「飛うめ」支店撤退 福岡市 “雇用ミスマッチ”浮き彫りに西日本新聞
稚加熒のランチの名声を聞き及んでいただけに、食べ逃したことを悔い悔やんでいたのですが、復活の朗報を受け駆けつけざる得ません!
さっそく行って来たので、お伝えしたいと思います。
稚加熒の外観
いつもの外観紹介の前に・・・。
12:30頃 赤坂の稚加熒本店に到着したのですが、時既に遅し。
炎天下の中、大行列!!
それだけ福岡県民待望の復活ランチだったことがうかがえます。
炎天下を気にしてか、稚加熒の法被を着た店員さんが行列に並んだお客へ日傘貸し出しの声かけをしてくれていました。
さすがは料亭の心配り。
ランチの営業時間
ランチ再開で営業時間は以下のようなります。
ランチ
11:30〜15:00(L.O 14:00)
夜の部
17:00〜22:00(L.O 21:00)
ただ、13時頃にはランチが完売してたので、できるだけ早く現地に着いた方がいいでしょう。
稚加熒の店内
炎天下の中、行列を並びきって45分。
やっと暖簾をくぐれることに。
店内に入る前に、検温があったりとコロナ対策を万全に行っていました。
玄関で見かけた「イカ」の張り紙
福岡でも、イカの活け造りをメニューに上げてる飲食店が多いのですが、「入荷してません」のケースが非常に多いです。
でも、稚加熒なら…
いけすに、イカがいっぱい!!
キレイな水の中を生き生きと泳いでいます。
イカの在庫を豊富に取りそろえられています。イカ目当てなら確実に食べられるでしょう。
いけすカウンター席
稚加熒の店内は間仕切りが無いので見通しバツグン。
いけすを囲んで大きいカウンター席が並びます。
カウンター越しに、店員さんから料理を出してもらうなどのサービスを受ける感じです。
中央の透明ないけすには鮮魚が泳いでて、注文に合わせて網で引き上げて奥の調理場で捌いていました。
カウンターに使っている木材も分厚く幅広の木を使ってて見るからに高価そう。
座敷席
カウンター席の背中側に「座敷席」が用意されています。
1,2人なら「カウンター席」
3人以上なら「座席席」を使うのが良いでしょう。
この掘りごたつ式の座敷席は、テーブルがデカい!
空間を贅沢を利用して、心地よい食事が楽しめますね。
稚加熒のランチメニュー
稚加熒の人気ランチがこちら。
昼定食 1980円
お品書き
・刺身
・渡り蟹 みそ汁
・天ぷら盛り合わせ
・茶碗蒸し
・蓋物(あら炊き or 野菜の炊き合わせ)
・わらび餅
・明太子
蓋物の「あら炊き」は数量限定のため、品切れてたら「野菜の炊き合わせ」になります。
そして、明太子は「食べ放題」
お替わりができるそうです。
以前は各テーブルにチューブの明太子を置いて使い放題だったようですが、コロナの影響でひと皿づつオーダーするスタイルになりました。
昼定食(1980円)
本題に入る前に・・・。
周りを見てビールを頼んでいる人が居たのでついつい「生ビール(800円)」を注文。
炎天下の行列で汗だくになり、水分が抜けたところへキンキンに冷えたビールが格別に美味い!
昼定食 着膳!
念願の「昼定食」が到着です!
大きなお盆に所狭しと器が並んでいます。
わくわくしながら、フタを上げて行きました。
刺身
向付の刺身は、「ハマチ・まぐろ・鯛」の3種盛り。
甘めの醤油に浸けてお刺身を頂きます。
鯛の跳ね返る歯触り!新鮮さを物語っています。
お漬物
お漬物も3種類。
どれも塩味薄めの浅漬けタイプ。
シャキシャキした食感があり、良い箸休めになります。
渡り蟹 みそ汁
開けた瞬間、食欲をそそる磯の香りを感じます。
一椀で、渡り蟹半身が入る贅沢さ。
このみそ汁が蟹の出汁がたっぷりで、何杯でもお替わりしたいぐらいウマかった〜〜。
ちなみに、蟹以外の具材は無かったです…。
野菜の炊き合わせ
椀物で野菜の炊き合わせが出てきました。数量限定のあら炊きは品切れたようで食べ逃し残念。
甘い煮汁が染みこんだ野菜たち。
具材の持ち味を活かすよう、薄味で仕上げた煮物に料亭のワザを知るのでした。
明太子
つぶつぶ明太子。
ショートケーキに乗ったホイップクリームのような形で、小椀にのせてあります。
この明太子はご飯合わせるしか無いでしょう。
明太子の辛さと白飯の甘みがベストマッチ。
ご飯が何杯も進んでしまいそうな明太子でした。
ご飯のおかわり無料は無いんだよなぁ〜〜。
天ぷら盛り合わせ
天ぷらは食事の中盤に後から持ってきます。
天ぷらの具材は
・ピーマン
・ナス
・サツマイモ
・エビ
・キス
どれもアツアツ、揚げたてほやほやです。
衣はカリッと、中身は程よく火が通っています。
エビなんかホントにプリプリ!
茶碗蒸し
アチアチの茶碗蒸し。
真夏でも、会席料理には茶碗蒸しが欲しくなる物です。
大好きなぎんなんを発見!
ホクホクしてて、茶碗蒸しには必ず居て欲しい具材です。
鶏肉も入ってます。
優しい出汁が効いた茶碗蒸しで、心が落ち着く味わいでした。
管理人はちく(@hachiku_89)のまとめ
わらび餅
すべて食べ終え、最後は水物の「わらび餅」
わらび餅のプルルンとした食感に夏を感じます。
稚加熒の
昼定食 完食です!
炎天下の中、行列してたどり着いた稚加熒のランチでしたが、期待を裏切らない味。
普段ジャンクな食事にまみれる私は、素材を活かすよう薄味でまとめられたこの一食に心が洗われるようでした。
休止以前と比べると料金が値上がりしてたようですが、まぁそれは稚加熒の雰囲気料も含めて許せる範囲。
ちょっと贅沢なランチですが、ホスタピリティを含め満足度は高いと思います。
県外からお客さんが来た時には、つれて行きたいお店でした。
大変、美味しかったです。
ごちそうさまでした!
店名 | 稚加榮 本店 (ちかえ) |
営業時間 | 【カウンター席】 <月~金> 11:30~15:00 17:00~22:00 <土・日・祝> 11:30~22:00 【お座敷】 〈月~日〉 11:30~22:00 |
TEL | 050-5594-9316 |
定休日 | 不定休(正月期間) |
住所 | 福岡県福岡市中央区大名2-2-17 |