これまでの手帳
毎年、10月になるとロフトに通って、お目当ての手帳を購入してしましたね。
私の場合は、ずっと「超整理手帳」を使ってました。
ジャバラ状のスケジュール帳が付いてて、2ヶ月分の予定が一覧できるというキワモノ手帳でした。
2ヶ月分を一覧できるので、予定の緩急がひと目でわかりやすいものでした。
また、スケジュール帳が一枚一枚のシートになってたので、利用後はそれをA4サイズに裁断して、スキャナで読み取らせて電子保存が簡単にできるメリットがありました。
ちなみに弱点は、超整理手帳は一日のスケジュールを書き込む欄が大きくないので、分刻みで働くような人には、予定が書ききれず全く使いものにならないということでした。
私の働き方は、ほぼ定例会議や定型業務だったんで、記入欄が少ないという不満は全く起こらなかったです。
仕事もプライベートも、空白ばかりでしたね。(白目)
今ではサラリーマンを辞めて、事業をやり始めたのですが、それをキッカケに超整理手帳の利用をやめることにしました。
これまで手帳を使ってた理由って、スマホやネットを使ってスケジュール管理することが、会社のITポリシー上許されなかったからなんですね。社内情報を外部に出すなということですね。
それどころか、渡り歩いた部署によってはネット接続さえも認められて無くて、マジで苦痛でした。
ネット無しじゃ、仕事にならないし。
例えば、自部門の業務システムを作るにしても、プログラムのリファレンスブックを自前で購入して、関数やサンプルを調べるという前時代的な労働を強いられるという環境でした。知的労働の生産性が理解できないクソ上司でした。マジ苦痛。意味不明。
話がそれましたが、脱サラすることで、うるさいITポリシーも無くなり、すべて自分で管理できる様になったわけです。
リスクに応じて強弱をつけてセキュリティを敷けるんです。
そういう環境に身を置くようになって、どういうスケジュール管理が良いかという模索すると、割と簡単に答えは出ました。
Google カレンダーに全面移行
答えは簡単でした。
手元のPCからは、グーグルカレンダーを使えばいいし。
iPhoneからは、グーグルカレンダーに連携ができる手帳ソフトを利用しています。
即座に変更内容が反映されるので、反映漏れがなく情報一元化が実現してます。
使ってる手帳アプリは、引き続き「超整理手帳2」を使い続けてます。
https://itunes.apple.com/jp/app/chao-zheng-li-shou-zhang2/id950590644?mt=8
紙の手帳は卒業しましたが、 超整理手帳の設計思想は悪く無いと思ってます。
本体を横持ちすると、 4週間分のスケジュールが一覧できて、状況の混雑具合が一覧できるというのはとても良いです。
こんな感じだから、手帳がドンドン売れなくなるんでしょうね。
そのせいで、旅行やワインといった趣味に特化した手帳が売れているそうですよ。ほぼ日手帳も、手帳という名を借りた日記帳ですから。
そういう時代だと割りきるしか無いですね。
大企業になるほど、個人のIT活用に制限がかかって、効率化が上手く行かなくのなるというジレンマです。
これで、日本は生産性が低いって嘆いているなんて、ナンセンスです。
そこを突いていくからこそ、私達のようなフリーランスやベンチャーが機動力高く立ち回れるわけです。
ずっと、そういう体制で居てもらいたいですね。