このニュースを聞いて、阿藤快並みに、なんだかなぁ〜と寂しくなるわけですよ。
優秀な人材を多く抱えてるはずの「大企業」三菱自動車
実は、こんなことが起きる前に、「この会社ちょっとおかしいんじゃないか???」と思うようなニュースを去年から知っていました。
新型RVR開発部長2人「諭旨退職」三菱自動車に何が?(15年11月26日 毎日新聞)
参考
新型RVR開発部長2人「諭旨退職」三菱自動車に何が?毎日新聞
企業・業界 企業・業界 三菱自動車、新車開発の遅れを理由に管理職を「クビ」 異例事態に業界内で波紋広がる
(15年11月27日 ビジネスジャーナル)
参考
企業・業界 企業・業界 三菱自動車、新車開発の遅れを理由に管理職を「クビ」 異例事態に業界内で波紋広がるビジネスジャーナル
詳しくは、リンク元を一読いただきたいのですが、
RVRの開発において、燃費性能が目標値に達成できず、引責=クビ
ということです。
今思うと、この開発部長は誠実に業務を遂行したため目標燃費が達成できなかったのか、国の定めの則らない間違った三菱独自のテスト方法でも目標燃費が達成できなかったのかは、真実はわかりません。
ただ、トライアンドエラーがつきものの商品開発において結果を近視眼的に捉え、脊髄反射で処分を下す経営陣というのは、クズ以外の何者でもないです。
そんな経営者に対して、従業員みんな降格やクビにはなりたくありませんから、上におもねった腐った社内風土が出来上がってしまったのでしょう。
三菱自動車の経営者は不正を指示していないと釈明してるそうですが、東芝のチャレンジと構図は全く一緒。
そして、迎えるゴールも同じでした。
これこそ、大企業病と言わずしてなんというのでしょうか?
こうやって、世間に不正行為を赤裸々に晒されて、晴れて三菱自動車も青い目の経営者に入れ替わり、出血大改革が行われるでしょう。
三菱自動車自体、海外での売れ行き自体は好調ですし、日産からしたらいい買い物が出来たと思ってるかもしれませんね。
トップが変われば、従業員の処遇も変化していくはずです。
産みの苦しみとして、前向きに変化を捉え、良い会社に変革を起こして欲しいですね。
私は、復活に期待したいと思います。三菱のスポーツカー好きでしたから。