こんにちわ。元任天堂社員のはちく(@hachiku_89)です。
とうとう今年も「ニンテンドークラシックミニ」が発売されることになりました。
6月27日の早朝。
海外サイトよりミニスーファミ(SNES)のニュースが飛び込んできました。
参考
速報:スーパーファミコン(SNES)ミニ発表。幻の未発売作『スターフォックス2』を初収録!(更新:国内でも発表!)Engadget日本版
スーファミ版のニンテンドークラシックが出ることはわかりきっていたので、驚きは無かったですね。
発売時期が、ちょっと年末商戦を狙うには早いかなという感じ。
気になるのは、日本仕様ではどのようなソフトがラインナップされるかということです。
任天堂より正式発表
スーパーファミコンの21タイトルを収録した 「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」
参考
スーパーファミコンの21タイトルを収録した 「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」任天堂株式会社
日本でもいよいよ公表されました。
発売日は10月5日。価格は7890円(税別)
年末商戦よりも前に発売とは。なかなかアグレッシブ。
switchとカニバリを起こさないようにと言うことでしょうね。
さて、気になってた収録タイトルは、(私にとっては)なかなか良いものが入ってるようです。
ほとんどプレイ済みの思い出深いタイトルばかり。
懐かしくなりました。
スターフォックスも、当時は特殊なスーパーFXチップを搭載して3Dポリゴンを表示させていたのですが、いまや問題無くエミュレる時代になってしまいました。
(半導体性能の向上から当然と言えば当然)
それにしても、「スターフォックス2っているのか?」とは思います。
「おまけなんだから良いじゃん」というひと言で済まされそうなのですが、いまさら新規・未プレイのソフトに挑戦するほどの元気は無いですよ。。。
ハードについて
コントローラーは、オリジナルと同じサイズになるそうです。
2台のコントローラーが標準で付属するので、対戦ゲームもそのまま遊べます。
(マリカやスト2などで活用できそう)
ミニファミコンは、コントローラーを本体と合体させる為、サイズを合わせる必要がありました。
でも、ミニスーファミでは、そういう制約は無くなるので、コントローラーのサイズは変えずに済むということです。
ところが、写真をよく見るとコントローラーのコネクタの部分はカバーになってて、別の形状のコネクタになってるようです。
ここの再現度が落ちるのは仕方ないですね。
元中の人が思うには「同じサイズを再現」と言っても、当時のコントローラーの金型は廃棄処分してるので、がっつり新造したんでしょう。
金掛けたなぁ。
管理人はちく(@hachiku_89)のまとめ
このミニスーファミも発売が楽しみだと思う反面、
「時間がかかるRPGをちまちまとプレイするほどの時間が取れない」
という現実的な問題を突きつけられます。
マリカのタイムアタックに燃えていた、幼かったあの頃は楽しい毎日だったなぁと切なくなりますね。
今回も購買層は、懐かしさ需要に基づくおっさんホイホイ商品ですので、上記の不満が出るのは分かってるはず。
ユーザー目線に立ってもう少し一手間加えて欲しいと思います。
例えば、最初から「デバッグモード」を実装しているとかね。
本商品群は、ソフト自体の面白さよりも、過去の追体験・懐かしさを味わう商品です。
それならば、満足度を高めるためにも「デバッグモード」入っていたところで悪くないと思いますよ。
いまや近代のマリオは、無敵やワープで先のコースに進めるようなシステムになってますので、昔のオリジナルにこだわり難易度をそのまま出すことに意地を張る必要は無いのです。
ニンテンドークラシックミニのシリーズが「過去のIPを再利用して、低コストで収益をあげるようにしよう」という、そもそもの商品企画ですので、追加コストがかかるような提案は却下されたんでしょう。
だから、売れると分かっていても、前回のミニファミコンは売り切りで追加生産はしなかったですし。
今回こそは品切れを起こさないように潤沢な在庫を持って発売して欲しいと思います。
また、任天堂の株価は上がりますなぁ〜
(当ページ内の写真は任天堂HPより引用しております)
コントローラーはクラニンでプレゼントしてたWii用なのでは?
まぁそれでも9年も前ですが…