前々から、気になってるネット情報がありました。
それは、
「ケンタッキーの骨で、スープを取るとむちゃくちゃ美味しい!」
という、原理的には理解できるけども、心情的にはなかなかやる勇気を持てないという怪情報です。
この度、ケンタッキーを食べる機会があったので、今回清水の舞台から飛び降りる勢いで、スープを作って見ようと思いました。
この様子をレポートしてみますね!!
準備
準備は簡単です。
ケンタッキーを買って、美味しく食べるだけ。
ひょっとすると、鶏肉の部位によって、スープのできが変わってくるかもしれませんが、初回ですのでそれほど気にしないおきましょう。
余談ですが、ケンタに合わせて、ビールは大好きなエビスビールにしました。
小さな宴の図
ビール開封済みですいません。
ケンタの小さなこだわりとして、「コールスローは外せない」と思っています。
肉ばかりを食べ続けるのは、油がキツくてコールスローで息継ぎが必要です。
材料入手
さて、宴が終わりました。
こちらが目的の骨です。
食後直後に、スープを取る作業にとりかかるのは、とてもやりたくなかったので、当日は諦め、状態が悪くならないようにこのまま冷凍庫に突っ込みました。
解凍と水洗い
宴から、数日後。
スープをとる作業にとりかかります。
冷凍された鶏の骨を、流水で軽く洗います。
一度口に入れたものですがから、やっぱり洗いたいです。
ただ、洗いすぎも良くないとネットでは書いてあったので、程々にしておきましょう。
骨をお鍋に投入
水の段階から、骨を入れて火にかけます。
時間をかければかけるほど、白濁した美味しい鶏がらスープがとれるようですが、私としてはお腹が空いていたので、一刻も早く食べれる状態にしたいです。
出汁の出方で終了時間を決めることにしました。
沸騰して5分後
思いの外、スープが白濁してます。
試しにスープを飲んでみました。
まだまだ味の深みがありません。もう少し煮こむ時間が必要なようです。
沸騰して、15分後
お腹がずいぶん空いてきました。
もう一度、肝心のスープのお味を確認します。
「かなり鶏ガラの出汁が出てる!! 完成に近いぞ」
もっと煮込めば、もっといい味が出るのは解っていましたが、ここまで味が出てれば、塩味で調整するだけで、十分スープとして仕上がると判断しました。
一応の完成
ここで、煮込んでいた鶏の骨をピックアップして、スープ内を綺麗にします。
塩を足して、味を決めていきます。
ちょっと多めに塩を入れてしまいましたが、いい味に仕上がりました!
あとは好みに応じて、白胡椒を入れるといいと思います。
完成です
素晴らしい鶏がらスープが完成しました。
捨てるはずの鶏の骨から、本当にいい味が取れます。
再生品の美学ですね。
利用価値のある、お手製鶏がらスープに、手元にあった「ちゃんぽん麺」を投入してみました。
ちゃんぽん 完成
ちゃんぽんに火が通った時点で、完成です。
食べてみましたが、スープのおかげで商売ができるほどの美味さです。
あと、自分でイチから作ったスープというのは、達成感が味わえて、さらに美味しく感じます。
ネットの怪情報から、取り組んでみたケンタッキーのスープ製作だったのですが、確かに美味しかったです。
いいチャレンジをしたと思います。
このスープはいろんな使いみちがあるようで、「鍋の出汁」や「雑炊」「ポトフ」などにもつかえるそうですね。
味の調整も、「しょう油」や「創味シャンタン」、「コンソメ」など、塩気があるもので整えていくとさらにいい味になりそうです。
意外と時間がかかったので、次回ケンタッキーを食べたあとにスープを作るかわかりませんが、やり方は習得できたので気軽に挑戦出来そうです。
あと、食べた後の骨の冷凍保存は問題なかったので、試すときは一度冷凍をして日をずらしてとりかかるというのもいいですね。