先日、福岡は美味い居酒屋さんがあるというお話をしました。
自分の中の行きつけ居酒屋リストの中で、
最も安くて
最も汚い
という、漢の中の漢らしい居酒屋を紹介したいと思います。
焼鳥 長者
場所は、西鉄平尾駅のすぐ近く。
お店の付近に近づくと、路上に向けて美味しそうな焼き鳥の焼くニオイ(というか、公害ギリギリの煙)が蔓延しています。
辺りに立ち込めるニオイと煙が、ものすごく食欲をそそります。
焼鳥 長者 (やきとり ちょうじゃ)
092-524-3811
福岡県福岡市中央区平尾2-4-2 小川ビル 1F
営業時間 17:00~翌1:00 日曜営業
定休日 無休
焼鳥長者の店内
店内も換気が追いついておらず、煙でモヤがかかっています。
中央のキッチンを囲んだコの字型のカウンターのみで、テーブル席は無いです。
オープンキッチンというか、アブラとタレにマミれた焼き場を見ながら、焼き鳥の焼き上がりを待つという、臨場感あふれるお店になってます。
まぁ、正直に言って、店内は汚いと思いますwww
一回目のデートでは、絶対に利用できないレベルの汚さですね。
でも、それがこのお店の良さだと思います!
ちなみに、大将1人で切り盛りしてるので、サービスはそれほど行き届きません。
各自ボトルを注文して、水割りを作って飲み物は確保してる様子です。
それが、このお店のルールになってるようですね。
とりかわ 30円!!
ここで食べてもらいたいのは、この「とりかわ」です!!!
一本なんと30円。
居酒屋で30円の商品があるなんて、信じられません!
まぁ、ここのとりかわは、福岡の有名居酒屋さんみたいにタレに何度も漬け込んでモチモチ感を出したものじゃなくて、一般的な基本形の鶏皮になってると思います。
それでも、この値段で食べれるのですから、ありがたいことです。
この他にも、私の大好きな「レバー」が大きいのに80円でオススメだったのですが、私が行った時は既に売り切れてました。
残念ですね。
小料理的なものでも、3,400円で注文でき、財布に優しいお店ですね。
そんなこともあり、私が訪れた23時でも、店内はほぼ満席。
満員の店内の隅っこに座らせてもらって、長居をせずに足早に立ち去りました。
軽く食べて引き上げたので、1100円で済んでしまいました!!
こういう、汚くて美味しくて安いお店が地元のサラリーマンから支持されてるのは、地方都市の良き姿が残ってて好きですね。
私は、食べ逃したレバーのために、もう一度訪問してみたいと思います。リベンジです。
再訪(2016年7月14日追記)
前回、美味しい「とり肝」が食べられなかったので、再訪してきました。
ざっくりとした内容ですが、写真を中心に上げていきたいと思います。
今回のお通しは、もつ煮でした。
いい味噌加減で美味しいものでしたね。
で、待望のとり肝です。
何度みても、本当にデカイ!
炭火で焼いているので、中までしっかり日が通っていますし、変に固くなったところは無いです。
食べられて良かった。
卓上に自家製ゆず胡椒がおいてあり、試しにつかってみましたが、これも美味。
いい具合に果肉感があって、柚子自体が感じられます。また、辛さもビリリと手加減なく美味しいですね。
大将にオススメのメニューを訊いたところ、出してもらえたのが「Pチーズベーコン」という串。
Pと言うのは、ピーマンのことです。
早速頼んで見ましたが、ピーマンの苦味が全く無くてパリパリとした食感を味わえます。
バーベキューで食べるピーマンのように、食べやすいものでした。
チーズとベーコンの塩気が相まって、この組み合わせも大正解です。
今回、焼酎のボトルを入れたので、また近いうちに来ることになるでしょう。
ボトル1本も1000円で済むので、次回からはかなり安く済みます。
コスパ最高です。