東洋経済オンラインで、メールの書き方についての記事が上がってました。
事実!一流のメールは驚くほど「感じがいい」 その「自己都合メール」で信用が瓦解する
http://toyokeizai.net/articles/-/121174
要は、出来るサラリーマンとして、相手方が簡潔に返事できるようなメールを送りましょう。ということなんですが。
講師が書かれたメールの作例を見て、ビックリです。
まぁ、たしかに素晴らしい文章が綴られています。
背景説明から選択肢提示へと構成的に『抜け』はないのですが、私ならこのレベルのメールを書くのには、余裕で30分以上かかります。
サラリーマンの時は時間をかけてメールを書いても、それは「仕事をしている」言えるのですが、今思うとあまりにも生産性が低い作業でした。
今の私ならサクッと電話を入れて済ましちゃいますけどね。
作例のように、トラブルの謝罪であるなら、なおさら。
そして、この講師の方。
未だにメールってwww
感じです。
もう、時代はチャットです。
私のまわりでは、仕事でチャットワークを使ってる人は多いですし。
先日の熊本地震で、災害救援を行った「福岡市」では、LINEを使って情報のやり取りをしていたと聞いています。
書評を紹介した堀江貴文氏も、LINEで仕事のやり取りを済ましていると著書の中で紹介しています。
海外のIT技術者ネットワークでは、slackが大人気だそうです。
進んだ仕事をしてる人たちは、いち早くチャットソフトで済ませてますよ。
メールにおける文章力を鍛えても、AIに仕事をとられるよりも先に、必要なくなっちゃいます。
チャットの利点とメールの問題
チャットでは
要件を伝えて、顔文字アイコンで簡単に反応を返す。
これで、最低限の意思疎通は出来て、仕事は進みますし、大幅に時間の短縮につながります。
私の思うメールの最大の問題は、送信するメールの中身が2,3行で終わらないことです。
同僚 =< 部下 < 上司 < 社外
の順に従って、ドンドンメールのボリュームが増大していきます。
連絡手段が、メールでデジタルに置き変わっているのに、送ってる内容と使い方が礼状文化と全く変わってないのが、ヤバいですね。
メールの書き方で印象を変えるとかありますが、その発想自体がなんだか遅れてるなぁって感想しか無いです。
電話やビデオチャットを使って、直に話をして、決定事項は確認としてチャットで送りますね。
って感じで、サクッと仕事を進められないものでしょうかね。
仕事の業績が上がってない企業は、さっさと社内コミュニケーションのツールを「チャットソフト」に置き換えてしまったほうが、効果がてきめんに現れると思いますよ。
ほんと、今すぐにでも。