【福岡赤坂】「スパイス　ラボ　ブースト」で、美味しくないカレーを初めて頂きました。

やっと梅雨明けし、アツい夏が今年もやってきたようです。

暑気払いとして、あたたまるモノを食べるというのは一つの手です。

そういうことなので、近所の高評価カレー店を探して、訪問することにしました。

見つけたのは、赤坂にある「スパイス　ラボ　ブースト」さんです。

外観

大通りからは、この写真にある「スパイス研究所」の看板がずっと気になってたのですが、近くに寄るとここがスパイスラボブーストさんなんですね。

正面まで回ると、きちんと「スパイス　ラボ　ブースト」の看板がかかっています。

路上にはこんな看板もありました。看板のところから、建物の奥に進みます。

通路の突き当りには、これが。
「２階にどうぞ」
近くの階段から２階に上がります。

では、２階に上がります。

２階に上がると、お店の入口を見つけました。
窓ガラスには、気になるテプラが。

テプラには、写真や録音してもいいよと書いてます。

写生って。
ここは笑うところでしょうか？？

入口の横には、こんな張り紙が。

ここでのカレーは、「具材＋◯号」という呼び方をするそうです。

◯号には、ルールが有るようで、内容はこんな感じですね。

調理法では長くなるので、号でまとめてしまって、読んでるようです。
なんというか不思議な店ルールです。 

入店

割と空席があり、身近なカウンター席に座りました。

店内にもメニューが書いてありますが、選択肢はこれだけしか無いようです。

それにしても、価格が１０００円近いというのは、結構強気。

さて、選ぶメニューもそれほどないので、メニューは決まりました。

それにしても、店内には従業員は、カウンターに居るイケメンのおじさんのみ。
（後で調べた所、店主らしいです。）
入店してしばらく経つのに、お水も出てきません。

仕方ないので、こちらから声をかけます。

「すいません、注文いいですか〜」

一回呼びましたが、カレーを作っていたようで聞こえなかったようです。
何度か声かけると

「あとで取りに行きます、ちょっと待ってください！！」

と、煙たそうな顔をしながら大声で返事されました。

まぁ、ちょっとこのとき嫌な予感がしました。
あまりにも接客業としての対応としては、沸点が低い。

このひと、シロウトじゃないだろうか・・・。

しばらくすると、先客のカレーを作り終え、イケメン店主がやっとおしぼりとオーダーを取りに来ました。

「とり５号で」

その時は、ふつうに注文が通りました。

で、注文直後カウンターに戻ったところで、オプションの「大盛り」の注文を忘れていました。
カウンター越しから、店主に

「さっきの注文、大盛りで」

と、大きめな声で話しかけました。

ところが、ガン無視。

応答せず、器にご飯をよそってカレーを作り始めています。

まぁ、注文が通らなくてもそのぶん安くなるからいいかと思いましたが、普通に返事が成立していれば、ひとつ心配も減っていたはずなのにとも思ったり。

卓上

卓上には、セルフのお水が置いてあります。

あとは、とり１号に使ってるレッドペッパーがおいてあるので、個別に好みに合わせて加えられるようになってます。

写真左側にあるのは、栓抜きではなくてスプーンでした。

とりだすと、こんなデザインになっています。
カタチそのまんま、シャベルですね。 

とり５号　＋　大盛り（１１００円）

イケメン店長が、

「とり５号大盛りです」

と言ってカレーを出してくれました。
どうやら、きちんと大盛りの注文は届いていたようです。ひとまず安心。

鶏肉のカレー部分はわかりますが、他の部分を近づいて確認してみます。
緑はパクチー、黄色の部分はコーンなど入ってますが、よくわかりません。 

コチラ側は、オクラや刻んだパプリカの酢の物、砕いたボイルエッグと、インドカレーおなじみの豆せんべい「パパドゥ」ですね。

では、頂きます。

使っているのは長粒種のご飯でかなりぱらついて、本格的な感じがします。

そして、注目のカレーですが。。。

味が薄いというか、スパイスが足りないというか、辛さや香りも少ないし、肝心のトリ肉も胸肉でパサパサしてて旨味がありません。入ってるじゃがいもも火は通ってるけど味の染み方はなってないです。
ここのカレーは、「カレー風味の何か」という感じです。 

カレーを口に入れると、どう味わっても中途半端な味なので憤懣（ふんまん）が溜まっていきます。

カレーというのは誰が作ってもある程度美味しく出来る料理だと思っていましたが、こんなにもスプーンを口に運ぶことが苦痛に感じたことはありません（笑）

いままで、何度もデカ盛りに挑戦してきましたが、その時でも手が止まることはありませんでした。
美味しくないという理由で、手が止まりそうになってる自分に驚きが隠せません。

あと、特盛りを頼んだことを痛切に後悔しました。
こんなにも、美味しくない食べ物で胃袋を満たすことが苦痛だとは思いませんでした。 

残して帰りたかったのですが、今回はむりやり水を使って胃袋に流し込みました。

ここまでハズレを引いたのは、記憶に無いと思います。
貴重な一食を無駄にしてしまいました・・・。 

ただ、ネットでの評価は良いお店のようですので、お好きな方は自己責任でお試し下さい。