こんにちわ。元任天堂社員のはちく(@hachiku_89)です。
ウワサがあがっていたスイッチの新型。
7月10日に突然の発表されました。
Nintendo Switch Lite
⇒ Nintendo Switchに新しい仲間 小さく軽く持ち運びやすい 携帯専用「Nintendo Switch Lite」登場
(任天堂株式会社プレスリリース:https://www.nintendo.co.jp/corporate/release/2019/190710.html)
今回は、はちくがスイッチライトに思ったことを書いてみます。
コスト削減最優先したSwitch
発表内容で一番の驚きは、発売日と価格
発売日:9月20日
価格:19980円(税別)
発表から、僅か2ヶ月後の発売。
海外から新型スイッチの「ケースモックアップ」図が漏れ出てたので、それとなく発売は近いことが匂ってきてたのですが、このタイミングで打ってきました。
また、価格も何とか2万円切り。
従来の携帯ゲーム機の価格に近づけての価格となっています。
これなら、「一人一台」への普及に弾みが付きそう。
失われた内容
そのコストダウンで失われたスイッチライトの機能は以下の内容。
・ジョイコン(テーブルモード)
・テレビモード
・HD振動
・モーションIRカメラ
なんというか、すがすがしさ。
「スイッチのメリット」を全て手放したという機能削減。
スイッチらしさが、ほぼ残ってないのが「スイッチライト」の中身ですね。
管理人はちく(@hachiku_89)のまとめ
大画面でプレイできる「テレビモード」ぐらいは残して欲しかったのですが、それも無し。
こんな落とし所をやるなら、スイッチの商品企画自体NVIDIAの「SHIELD」というかTegraを使わなくても良かったんじゃ無いかと思うのです。
(追記:7/11 19:47)
スイッチライトではTegraのチップもテレビ出力生成機能を削除したデチューン仕様に変更されたものになると予想。
設計変更しても販売台数を考えると元取れるしね。
分解記事待ちです。(SoCまで分解するかは謎だが)
ゲームボーイアドバンスの時代から、高画質化という進化は避けようと「ダブルディスプレイとタッチパネル」を備えたDSを発売したのですが、ここでおもわぬちゃぶ台返し。
任天堂は「独創」を大事にしてる会社です。
Edgeの効いたデバイスをゲーム機に加え、まだ見ぬ新たなゲーム体験をユーザーに提供してきた訳です。
そんな孤高の挑戦をしてきた事が多くのファンを作ってきたんだと思います。
独創の翼を失った「スイッチライト」の登場は、従来の任天堂からの変質を表してるんじゃ無いでしょうか。
(本記事の写真は任天堂HPより引用しております)