県外から友人が訪ねてきたので、接待に使えそうなお店を探したところ、水炊き料理の「とり田 博多本店」を見つけました。
「とり田」は博多と薬院の2店舗あり、私が伺った「博多本店」は博多座の裏側に位置してます。
とり田 博多本店
092-272-0920
営業時間 11:30~23:00(L.O.21:30) ランチ営業、日曜営業
メニュー
セットメニューは、「梅」と「竹」の2種類に分かれています。
水炊き単品やサイドメニュー単品で頼むこともできるそうですが、単品で注文するよりもセットメニューのほうが割安に済むと店員さんにアドバイスを貰ったので、素直にセットメニューから注文をしました。
ここでは、後悔しないよう「竹」(4,800円)をガツンとオーダーです。
あと、飲み物としてビールを頼みました。
ビールが届くまで周りを見渡してたのですが、内装もいい仕立てになってました。
2階に案内されたので、道路側の壁に巨大な扇型の窓がポッカリと空いてて、見晴らしが良好なのと開放感がありました。
(写真がなくてすいません)
目の前に鍋一式がセッティングされます。
あと、水炊きの味付け用の薬味として、「柚子こしょう」と「塩」が並びました。
柚子こしょうの利用頻度の高さが九州らしさを感じます。
前菜2種 + ごまさば
有名「とり田たまご」です。
肉味噌と半熟たまごがミックスされて、美味い。
もう一品はトウモロコシのなにか・・・。
すいません、味は覚えているのですが、料理名を忘れてしまいました。
口に運ぶと、トウモロコシの風味が広がる印象深い料理でした。
ごまさば です。
こちらも上品にまとまってます。日本酒が欲しくなります。
日本酒「三井の寿」&ドリンクメニュー
前菜を食べてると酒(ビール)が進み、次のおかわりとして日本酒に挑戦しました。
三井の寿 芳吟 / 純米吟醸・とり田ラベル
がなんだか珍しかったので、こちらを注文します。
本当にとり田のラベル入りの一升瓶です。
しかも、注いでくれるお猪口にも「とり田マーク」入り。
かっこよすぎワロタ。
このほかにも、ドリンクメニューが豊富で福岡各地の日本酒を取り揃えてるようです。
水炊き 完成
お鍋を持ってきてくれて、鶏肉や野菜を入れてくれます。
そして、スープを味見させてもらったり。
割と長めに鶏肉を炊いてたのが印象的でした。
(店員さんからはアクをしっかり抜くのに必要な時間ですと説明を受けました。)
ようやく待って、お皿に鶏肉を並べて配ってくれます。
それがこちら。
長時間煮込んでたので、肉がすっかり硬くなってしまってないか気にかかったのですが、口に運ぶと鶏肉は柔らかくてしっかりとした美味さが溢れ出てます。
持ってきてもらってた「柚子こしょう」と「塩」を試してみますが、それぞれの風味が引き立って美味しくなります。
鶏肉は、九州中から日によって仕入先を変えているらしく、私達が行った時は「大分産」の鶏でした。
さて、このお肉。
一皿分頂いただけで、鶏肉のターンが終わってしまいました。(その後、つくねや雑炊に進んでいくそうです。)
これだけでは少なすぎます。
泣きの追加注文です。自分を抑えられませんでした。
鶏肉3人前を注文しました。
正直、いいお値段しちゃいます。
シメの雑炊 & とり天
通常よりも増量された鶏肉の出汁が効いてるシメの雑炊です。
美味いに決まってます。
結構な量を食べてるのですが、余裕でお腹に収まります。
デザート
抹茶プリンの登場です。
見たところ、かなりの抹茶の濃さ。期待が高まります。
抹茶の苦味がプリンの甘さをより引き立たせます。
素晴らしいコンビネーションです。
ここで、やっとコースが終了しました。
鶏肉を存分に味わえて、かなりの満足感を得ました。
そのかわり、お支払いが一人あたり「9000円」にもなり、やっちまった感が溢れまくりです。
水炊きの相場からは、かけ離れすぎたな〜と反省。
ここでは6割ぐらいの腹入りにしておいて、その後は近くの中洲のお店やラーメン屋に繰り出す「1次会専用」として使うのが、本来の姿かもしれませんね。
いい勉強になりました。
値段はともかく美味しい水炊きでした!