法務省の「無差別殺傷事犯に関する研究」が興味深かったので、紹介したい。

先日、戦後最大級の無差別殺人事件が引き起こされてしまいました。

しかも、犯人は元障害者施設の職員で、身体の自由がきかない重複障害者を狙って大量殺人をするという、これまでの無差別殺人よりも質が悪い、とても腹立たしい事件でした。

そんな中、ツイッターのタイムラインに興味深い情報が流れてきて、つい時間を忘れて読みふけってしまいましたので、皆さんにも紹介したいとのと自分へのメモとして書き記しておきたいと思います。

無差別殺傷事犯に関する研究

私も犯罪者の精神分析した文献などを読むのは好きで、最近では「宅間守 精神鑑定書」を読んだ記憶があります。
宅間守も不幸な生い立ちではありましたが、自己中心的な犯行動機には読んでて嫌気を覚えたのを思い出します。

今回紹介したいのは、2013年に出された法務省の研究部報告です。
無差別殺傷事件を起こし刑が確定した52人を調査してまとめ上げた資料です。

数年前の資料ですが、調査サンプルも増えてはいないでしょうし、内容的には問題無いと思います。

無差別殺傷事犯に関する研究
http://www.moj.go.jp/housouken/housouken03_00068.html

この調査から見えてきた、犯罪者像を紹介しますと、

1.無差別殺傷事犯者はほとんどが男性で、年齢は20歳〜39歳を中心として構成
2.犯行時、交友関係、異性関係、家族関係が劣悪。経済状況も困窮し社会的に孤立
3.単独犯で、共犯はいない

なんとなく思っていたことですが、実地調査から裏付けられたデータが出てくると俄然興味深いものになります。

この他にも、精神障害の状態や診断、前科や犯行動機がまとめてあるので、統計的なデータとして面白いと思いました。


この手の話題に興味がある方でしたら、一度ご覧いただきたい良い資料だと思いました。

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