【書評】自分が信じてることを疑う勇気 /人生をチャレンジする人の苦悩を和らげる一冊

 

こんにちわ。管理人のはちく(@hachiku_89)です。

今回、著者の「長谷川雅彬(はせがわまさあき)」氏から献本を頂きまして、内容が気持ちが楽になる一冊だったので是非取り上げたいと思います。

長谷川雅彬さんって?

プロ格闘家を経て、「投資ストラテジスト」「作家」「スピーカー(講演家)」「アーティスト」と多彩な活躍を見せるスーパーな御仁。
なんとまぁ、華々しい経歴です。

凡人の私が、何回タイムリープできたとしても、たどることが出来ない格好いいキャリアを積まれています。

こんな経歴を持っているのですから、頭の中は「天才」という部類の人なんでしょう。

 

そんな頭が無茶苦茶良い長谷川氏の本書。
手に取って、さらさらと中身を読んでみると

ものすごく分かりやすい!!

 

多くの人の常識や迷いに対して、「疑う」をいうキーワード使って、解決への補助線を引いてくれる内容でした。

1テーマの扱いが2,3ページという分量なので、どんどん先へ読み進んでいけるのも、本書の良かったところ。
情報のスループットを上がって、浴びるような情報摂取をしてる感覚に陥り、超人「長谷川」氏の思考に近づいた気がしました。

 

本書の中で私が良かったテーマを数点取り上げてみたいと思います。

 

オリジナリティを疑う

表面的な部分で「他人と違うことをする」のとはまったく違うということです。奇をてらって目立つ行動をしても、それがオリジナリティを生み出すというわけではありません。

「個性を伸ばそう」という事が言われますが、多くの人は個性って何?って部分につまずいてしまいます。

他者と「差別化された部分・秀でた部分」が自分の個性だ。
コレをがんばって伸ばしてみよう!

と思ったりします。

 

著者は、「疑え」といいます。
そこは「組み合わせ」という発想で勝負しよう。
自分の人生のキュレーターとなって、個性を出そう。

 

キュレーターって言っても、わかんなーーい 。
具体的にどうしたらいいの??

自分の好みに従ってキュレーションを行うと、勝手に独自のネットワークが生まれます。

著者は、「言語(スペイン語や英語)」「格闘技」「執筆」「カリグラフィー」をネットワークとして組み合わせ、経済的な価値を加えて大きくしていったそうです。

 

オリジナリティとは他者とどれだけ違うかではなく、自分の好みの組み合わせ

こういうアドバイスだと、なんか自分でも出来そうな気がしませんか。

「好きなことを組み合わせていく」のですから、やってても楽しいはず。
こんな自分でも「オリジナリティ」を生み出せそうな気がします。

 

 

「承認欲求」を疑う

あなたのやろうとしていることが常識からかけ離れていればいるほど、孤独感は大きくなることでしょう。

転職や脱サラ、起業など、自分の人生のために一歩踏み出すと、周りから賛同の声を貰えることはそう多くないと思います。

そうなると、陥るのは「圧倒的な孤独感」

 

なぜ孤独感を味わうことになるのか。
まわりから理解されない、認めて貰えないからですね。
「承認欲求」が満たされないということです。

 

そこで、筆者は

自分を理解してもらいたいという気持ちは、まず自分で与えるのです。

という解決法を提示します。

私も、経験上それしか無いと思います。

他人から認めてもらえる理解できるような判断って、それは他人に人生を預けてるってこと。

 

自分の人生を自分の足で歩く決意をしたら、真っ先に身につける技術は

「自己肯定感を高く保つ」ことです。

孤独感を無くしメンタルヘルスを健やかに保つ秘訣だと思います。

 

管理人はちく(@hachiku_89)のまとめ

本書、かなり読みやすく届いてから一気に読了してしまいました。

 

まとめ部には

本書を書いたきっかけも、一歩踏み出す勇気を一人でも多くの日本人に持ってもらいたいという思いからでした。

執筆の意図をこう説明してます。

 

チャレンジへ一歩踏み出すには、「常識」(=固定概念)を疑う勇気が必要です。

そういう日本人へ向けて、心理的なハードルをなぎ倒す、思考法や物事の受け止め方を提案した本書。
尻込みして踏み出せない人たちへの助けになると思います。

 

 

私自身も、固くなってしまった頭や気持ちが楽になった「サプリ的な一冊」でした。