映画「名探偵ピカチュウ」レビュー 実写ピカチュウのナマモノ感には違和感無し!

こんにちわ。管理人のはちく(@hachiku_89)です。

令和元年のGW。
10連休もあったのですが、個人的なイベントは特に無し。
怠惰で平凡なGWを過ごすのももったいなくて、無理矢理詰め込んだ映画鑑賞。

名探偵ピカチュウ

を鑑賞してきました。
(字幕版を視聴)

名探偵ピカチュウのストーリー

 

かつてポケモンのことが大好きな少年だったティム(ジャスティス・スミス)は、ポケモンに関わる事件の捜査へ向かったきり、家に戻らなかった父親・ハリーとポケモンを、遠ざけるようになってしまった。それから年月が経ち、大人になったティムのもとにある日、ハリーと同僚だったというヨシダ警部補(渡辺謙)から電話がかかってくる。「お父さんが事故で亡くなった―」。複雑な思いを胸に残したまま、ティムは人間とポケモンが共存する街・ライムシティへと向かう。荷物を整理するため、ハリーの部屋へと向かったティムが出会ったのは、自分にしか聞こえない人間の言葉を話す、名探偵ピカチュウ(ライアン・レイノルズ)だった。かつてハリーの相棒だったという名探偵ピカチュウは、事故の衝撃で記憶を失っていたが、一つだけ確信をもっていることがあった……。「ハリーはまだ生きている」。ハリーは何故、姿を消したのか? ライムシティで起こる事件の謎とは? ふたりの新コンビが今、大事件に立ち向かう!
https://meitantei-pikachu.jp/introduction/

自分で説明してしまうとネタバレの恐れがあるので、公式サイトから拝借。

 

青年ティムが、死んだと思われる父ハリーをピカチュウと共に探すというストーリーな訳です。

謎が謎を呼ぶというようなグイッと引きつけられるような展開が広がる事は無く、JRPGのような一本道のストーリー展開。

「誰か」に会ったら新しい目的地が出てきて、向かう。

・うさんくさいヤツは、やっぱりうさんくさい

・悪いポケモンは居ない。扱う人間が悪い

子供も観るポケモンという素材なので、判りやすい話にしてるんだろうと思いましたが、大人が観るには単純さが目立ちました。

 

3Dのポケモンたち

そんなストーリーなので、どこで挽回するかというと「登場するポケモンたち」

これは、よかった。
一体一体のポケモンの映像に驚くというよりも、CGポケモンたちはごく自然に実写と溶け込んで都市での生活してる様子が映し出され、違和感無しのレベルまで来てるんだなぁと感心しました。

 

ピカチュウのファー(毛並み)表現や水に濡れた時のペットリ張り付いた様子など実物の動物とそっくりに仕上がっています。

ベロリンガやフシギダネの体表は、パツンパツンに張って光沢が多くラバー感が出てしまったので、リアル化とイメージのバランス具合が難しいとは思いました。

 

 

おっさんピカチュウという戦略ミス

プロモーションで、「おっさんピカチュウ」ということを打ち出してキャンペーンを張ったのですが、これはイマイチ。

愛らしいピカチュウが、セクハラ手前の言動を見せることでギャップの笑いを引き出そうという魂胆なんでしょうが、おっさん臭さを出したくても「ピカチュウ」のブランドが邪魔で中途半端に終わっています。

この分野には「テッド」がいるので、勝ち目がありません。

実写ピカチュウでも大谷育江(アニメ版ピカチュウ声優)ボイスで「ピカピカ〜」という声が聞けたのでそれは耳が幸せすぎた!

 

 

管理人はちく(@hachiku_89)のまとめ

こちらが鑑賞直後にしたツイート。

この映画の推しポイントは

実写と見まごうばかりのポケモンバトル!

本編中に数回ポケモンバトルが繰り広げられるんですが、ポケモンの「わざ」の迫力と強さがビシビシと映像と音響で伝わってくるんですね。
業火や水流、電撃というゲームの中で選んでいた「わざ」の攻撃が、強烈な危険性を持っているということがわかるんです。

ポケモンバトルは凄惨な戦いであることが、実写化することで理解できました。

お子様を連れていくと喜ばれる内容なので、家族サービスにおすすめの一作です。