【ラーメン内田家】横浜家系総本山が福岡上陸！ 本場の豚骨醤油ラーメンにチャレンジだ！

こんにちわ。管理人のはちく（@hachiku_89）です。

横浜家系の総本山「吉村家」の直系店が博多にオープンしたというニュースを聞きつつ、コロナのせいで行けずじまいでした。

ラーメン内田家

あの「横浜家系」の味を確かめに、訪問してきましたよ。

内田家の外観

ロケーションは、博多駅の博多口側。以前あった「麺を喰らう」の居抜き店ですね。
近隣には、博多無邪気や天下一品があります。

真っ赤なファサード、食欲をかき立てるデザイン！かっこいい。

▼ 家系お馴染みの海苔とホウレンソウ

家系特有の味のトッピングも当然あります。
「味」「油」「麺の固さ」を好きに調整できるんです。

「お客様は我が味の師なり」

お前を弟子に取った覚えは無い…とツッコミを入れたくなり言ってることがよくわかりませんが、お客様へのリスペクトの姿勢がうかがえます。

内田家の営業時間

１１：００〜２０：００

ただいま、コロナ自粛後の営業時間のため、今後の営業時間は変わるかもしれません。

従来は、１１：００〜２４：００まで営業していたようです。

詳しい情報は、公式Twitterを参照してください。

参考
ラーメン内田家Twitter

こんなご時世。
テイクアウトの「油そば」が５５０円で販売中。

内田家の店内

店内は朱いテーブルで統一されて、シックでモダン。

カウンター席、テーブル席ともに席間スペースに余裕を持たせてあり、居心地は良いです。

卓上調味料

食券を買って、席に着きます。
目を引くのが、卓上調味料の多さ。

・おろし生姜
・刻みしょうが
・青唐辛子
・ゴマ

・ラーメン酢
・行者にんにく
・無口臭にんにく
・ガーリックチップ

家系なのに「ラーメン酢」とは珍しい。
醤油豚骨のスープに合わせるとどんな味に変わるんだろう。

・ラーメン胡椒

あとは、ハシとレンゲ。
ティッシュもあります。

内田家のメニュー

ラーメンのメニューはこちら。券売機の様子です。
勿論替え玉はないので、沢山食べたい御仁は「大盛」（１５０円）も買っておきたい。

・ラーメン　７１０円
・元気のりラーメン　８３０円
・辛ネギラーメン　８６０円
・チャーシュー麺　９１０円
・特製ラーメン　１０００円

・ラーメンライス　８１０円
・大盛り　１５０円
・ライス　１００円

・味玉　１００円
・ホウレンソウ　１００円　

ライスは

１５時までおかわり無料

家系ラーメンには、このサービスがやっぱり無いとね。
はちく訪問時は夕方だったため、サービスは受けられず。残念！

ドリンク系はこちら。
世間が落ち着いたら、一杯引っ掛けてもいいかも。

ラーメンライス（８１０円）

当然、家系ラーメンを食すなら「ライス」は必食。

ラーメンライス　の
「濃いめ、多め、固め」でオーダー

注文が通って、割と短時間で着丼！

これが内田家の「家系ラーメン」

おー
大きめの海苔。
ホウレンソウ。
家系のシンボルを備えてる。

でも、ウズラのタマゴが無い。
吉村家の流儀だとしても、個人的には悲しみ。

スープ

待望のスープ。
表面には、オーダー通り「鶏油」が分厚く張ってあります。

ひとすすり。

クセの無い醤油豚骨。
醤油の味が強い訳でも豚骨のコクが深い訳でも無く、大量生産されたかのような教科書的な味。
鶏油も見た目のコッテリさは感じられず。

味の奥行き感や、家系らしい豊潤な風味が乏しいなぁ。
家系なら「スープを飲んだら、即ライスに手が伸びちゃう！！！」っていう永久機関を生み出す爆発力がこのスープには潜んでない。

この味だと引っかかり無くグビグビの飲めるんで、それは正しい事なのかと悩みます。

メン

中太麺で柔らか縮れ麺。表面はツルツルシコシコの高加水麺。
モッチリとした食感かつ、非常に短い麺で「ラーメン on ライス」の利便性を考え抜かれてる！

メンは食べやすいし、美味し！！

具材

チャーシューは、分厚いながらも柔らかしっとり。
旨味もタップリで、これを使った焼豚丼（２９０円）は期待できる。

海苔には、適度にスープを染みこませて…

ご飯に包んでいただきます！
海苔最高！

磯の香りが香る良品です。
ライスを頼んで正解だわ。

味変を楽しむ！

パンチの弱いスープをビリーズブートキャンプがごとく鍛え直しのため、手元に揃った「卓上調味料」に手を出します。

無口臭にんにく

明日の予定が心配であるが、ここはにんにく様のお力を借りたい！

無口臭にんにく入りのラーメン。
「無口臭にんにく」だけに味を侮っていたが、食べて見るとなんら変わりなく食欲をかき立てるフルパワーで香りで我を襲う。
ぴゃー、かなり美味しになってきたぁあああ〜〜！

もう一つの売りである「刻みしょうが」
福岡県民お馴染みの「紅ショウガ」とは違う、刻みしょうのピクルス的な酸味を帯びたフレッシュな刺激と辛さが脂で重いスープを中和して、軽やかに食べ進められる。
これはアリな味わいです。

レンゲにライスを載せて、醤油豚骨スープにイン。
ひとくちリゾットを作りあげて、楽しみます。

ラーメン酢

ラーメン酢の味見、レンゲに入れて飲んでみました。
かなり角が取れた味になってて、低刺激のすっぱさです。

実際に入れた感想は、まとめ欄にて。

管理人はちく（@hachiku_89）のまとめ

ラーメン内田家の

醤油豚骨ラーメン　完食です。

横浜の家系が食べられると、期待値を高く持ってしまってたからでしょうか。割と辛辣な感想が多くなってしましました。
ただ、自分の味覚には正直にありたいと思います。

ライスが進まない家系はダメラーメンであります！

メンや具材はそれぞれ美味しく大変良いと思います。

やっぱり課題は根幹のスープでしょうか。
パンチ不足の一言に尽きます。

食事の終盤、ラーメン酢を少量いれてみたんですが、見事にバランスが崩れました。
内田家のラーメンは酢で味わいを整えないといけないほど、スープに馬力が無かった。
酢の味に圧倒的に負けてしまってました。

家系ラーメンを楽しめなかったのでお店を出たその足で、博多無邪気に口直しに行こうかと思ったぐらいです。

もしかすると、家系不毛の福岡の地の事を考えて調整中かもしれません。
今後の改良に期待です。

ごちそうさまでした！